【高校入試】中学社会の資料読み取り問題(これ出る!)頻出テーマと解き方を徹底解説

【高校入試】中学社会の資料読み取り問題 中学社会

高校入試の社会では、地図・グラフ・統計・年表・写真などの資料読み取り問題が毎年のように出題されています。知識だけでは得点できず、資料から必要な情報を読み取る力が合否を左右する重要な分野です。

この記事では、高校入試でよく出る資料読み取り問題の頻出テーマをはじめ、資料の見方や解き方のコツ、得点アップにつながるポイントをわかりやすく解説します。「資料問題が苦手」「入試で確実に点を取りたい」という中学生は、ぜひ最後までご覧ください。

社会|資料の読み取り問題―日本の食料自給率

次の資料1・資料2は、日本と主な国の食料自給率についてまとめたものである。これを見て、あとの問いに答えなさい。
食料資料問題

問1資料1から読み取れることとして正しいものを、次のア~エから1つ選び、記号で答えなさい。
ア 1965年度から2023年度にかけて、自給率は一貫して上昇している。
イ 1965年度の自給率は70%を超えていたが、2023年度には40%を下回った。
ウ 1990年度の自給率は、2023年度の自給率よりも低い。
エ 2023年度の自給率は、1965年度の半分以下になった。

問2資料2から読み取れることとして正しいものを、次のア~エから1つ選び、記号で答えなさい。
ア 資料2の中で自給率が最も高い国は、アメリカである。
イ 日本の自給率は、資料2にあげた国の中で最も低い。
ウ ドイツの自給率は、イギリスの自給率より低い。
エ オーストラリアの自給率は、カナダの自給率を上回っている。

問3(記述)日本の食料自給率が、カロリーベースで諸外国と比べて低い水準にとどまっている理由を、資料の注に示された品目別自給率にふれながら、60字程度で説明しなさい。

解答・解説

問1 答え:イ

資料1では、1965年度は73%、2023年度は38%なので、70%を超えていた自給率が40%を下回ったことが読み取れる。アは自給率が低下し続けているため誤り。ウは1990年度48%の方が2023年度38%より高いため誤り。エは38÷73=約52%であり、半分をわずかに上回るため誤り。

問2 答え:イ

資料2で最も自給率が高いのはカナダ(247%)なのでアは誤り。日本(38%)が資料2の中で最も低い数値であるためイが正しい。ドイツ(79%)はイギリス(59%)より高いためウは誤り。オーストラリア(177%)はカナダ(247%)を下回るためエも誤り。

問3
解答例:米や野菜の自給率は高いが、小麦・大豆・油脂類など多くを輸入に頼っている品目があり、供給熱量全体に占める国産の割合が低くなるから。(約65字)

解説:カロリーベースの自給率は、国民に供給される総カロリーのうち国産でまかなえる割合を示す。米(98%)や野菜(76%)は自給率が高い一方、小麦(17%)・大豆(7%)・油脂類(3%)は輸入への依存度が高い。畜産物も飼料の多くを輸入穀物に頼っているため、品目ごとの自給率にばらつきがあることが、全体としての自給率の低さにつながっている。

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